起業失敗率90%。安易な起業で多額の借金を抱えることも

sippai_1.JPG

開業直後の私のオフィス。
SOHO用の簡易事務所でした。

あなたが開業するのは、なぜですか? 「儲かりそうだから」「会社勤めに嫌気がさしたから」「なんとなく格好いいから」。もしもこのような理由だったとしたら、独立開業は決してお勧めしません

開業しても、簡単に成功できるほど甘いものではないのです。独立開業ブームや、「フランチャイズなら成功は確実!」といった情報に踊らされて安易に開業すると、きっと後悔します。成功する起業家はほんのごく一部。開業の失敗率は90%。こんなにも多くの人が失敗して10年以内に廃業しているのが現実なのです。

かくいう私も、独立開業に失敗しかけた一人です。独立はしたものの、売上がなかなか上がらず、雪だるまのように赤字が膨らんで行きました。最悪期には私の個人的な借金が3,000万円を超え、自己破産寸前まで追い込まれてしまいました。公園で暮らす浮浪者を見ながら、明日はわが身と考えたことも一度や二度ではありませんでした。 詳しい話は、私のプロフィールをご参照ください。

私の経験からすると、近年の独立開業ブームにとても違和感を感じます。独立開業はマスコミが取り上げるほど簡単なものではありませんし、華やかなものでもありません。それなりの覚悟がないと人生を台無しにしてしまうのが、開業の現実だと思うのです。


起業失敗率90%を乗り越える秘訣
開業を成功させる必須アイテム「開業専用〇〇」とは?

独立開業者むけワンポイントアドバイス

私のケースはあまり参考にならないかもしれませんが、私の開業物語は典型的な失敗パターンです。

Excelで精緻に作り上げた、でも実現性の裏付けがまったくない事業計画を片手に開業した訳ですが、その時は自信満々でした。前職の野村総研時代にはインターネットのコンサルタントをやっていましたから、お客さんを集めることなどお茶の子さいさい、という風に思っていたのです。

そして右肩上がりの売上の伸びを前提に、システム投資をし人を雇って、あっという間に自己資本は底をついてしまいました。もちろんその投資に見合った売上は増えません。その後は土日返上で働き詰めの毎日でしたが業績は好転せず、3年目には住宅ローンと別に3,000万円以上の個人の借金を抱えて、自己破産寸前に。幸い4年目に入る頃に何とか黒転し、廃業を免れることができたのですが、今思い返してもギリギリまで追い込まれた日々でした。(詳しくは、私のプロフィールをご参照ください

ですから、本当に安易な気持ちで開業することは決してお勧めしません。私のように転落寸前まで行くことなく、もっと安全に開業できる方法を身につけて頂けたらと思います。

なぜ個人事業主の開業は失敗するのか?」はこちら

 

← 前のページ「起業開業の失敗物語」に戻る

▲このページのトップに戻る