本ページでは、営業経験があまりないという開業予定の方むけに、簡単に営業方法の解説をしてみます。自分が開業したらどんな営業スタイルでお客さんを増やしていけば良いのか、イメージをつかんでいただければと思います。
向いていない人が訪問営業をすると
悲惨な目に遭います。
一般的に「営業」ときくと、嫌がるお客さんの所に押しかけて行って、営業トークを駆使して無理矢理商品を買わせてしまう、そんなイメージをお持ちの方が多いかもしれません。
「訪問販売」とか「飛び込み営業」と呼ばれる営業スタイルがそれで、マンションや住宅街のお宅を一軒一軒訪問し、商品を説明してその場で契約の判子を押させるというやり方です。基本中の基本とも言える営業スタイルで、新人営業マンの研修でこれをやらせる会社も多いそうです。
ただ、中には在宅の主婦が玄関のドアを開けたが最後、片足を突っ込んでドアを閉められないようにし、1時間も2時間も商品を説明して無理矢理契約を強制する、そんな悪徳営業マンもいるそうで、一時期社会問題にもなりました。
この方法はトークが得意な営業マンの場合は比較的簡単に数字があがるそうですが、向いていない人がやると悲惨な目に遭います。お客さんから最も嫌われる営業方法ですから、玄関先で非人間的な扱いを受ける事も多く、営業マンのストレスも相当なもの。未経験の開業者にはあまりお勧めしない営業スタイルです。
しかしながら以前の職場でこの訪問販売の経験があれば、比較的簡単に売上をあげられますから、トライしてみるのも良いかもしれません。