
開業直後、展示会で営業を
している私。大変苦労をしました。
以上、代表的な営業方法をお話ししてきましたが、どの営業の仕方も未経験で簡単に売上をあげるのは難しそうだということはイメージできたのではないでしょうか。
どの営業の仕方が良いかは、業種業態や取り扱い商品によって異なります。まずは同業の方がどんな営業をしているかを研究した上で、その中で自分にあった方法でトライしてみることをお勧めします。
また開業前に実際にその商品やサービスを営業して、「営業のコツ」を体験しておいた方が、開業後の商売はスムーズにいきます。前章でお話ししたように、私は開業後の取り扱いサービスの営業を事前に経験したことがなかったので、大変な苦労をしました。
「なぜ個人事業主の開業は失敗するのか?」はこちら
その経験から申し上げても、ぜひ開業前に実際の営業経験を積むことを強くお勧めします。
独立開業者むけワンポイントアドバイス
とにかく独立開業する前に、起業後に取り扱うつもりのサービス・商品の販売を経験することを強くお勧めします。営業そのものに慣れる、というのも大切ですし、そのサービス・商品をどんな風に説明すればお客さんは購入してくれるのか、という営業トークの基本的な部分の整理にもなります。
後述しますが、開業前にこの営業トークの準備ができていたら、ホームページに記載するコンテンツの反応もずいぶん良くなると思います。また事前に営業に従事することでそのサービスの改善点が分かるかもしれませんし、もしかしたらそのサービスを開業後に売るのが無理だ、という結論になるかもしれません。
いずれにしても、独立開業前に実際に売ってみることで色々な学びがありますので、ぜひトライしてみて下さい。