
売上をあげるには、
まずは「営業力」が必要です。
それでは、個人事業主が売上をあげるために必要なのは何でしょう。独立開業してすぐに廃業する羽目にならないために必要なのは何でしょうか。
それは「営業力」。業種や取り扱いサービスにかかわらず、この「営業力」が個人事業主の開業が成功するか失敗するか、そのほとんどを左右します。
営業力があれば、前職の年収程度の売上どころか、その何倍もの売上をあげることもできます。また営業力があれば、嫌な仕事は受けずに、気に入った仕事だけを選ぶこともできるでしょう。
もちろん嫌な取引先の仕事を受ける必要もありません。そして営業力があれば、単価の安い仕事や、手間のかかる仕事を受ける必要もありませんから、土日返上で仕事する必要もなくなるのです。
個人事業者の事業が立ちいかなくなるのは、ひとえにこの「営業力」がなくて、売上があがらないから。営業力があって売上が確保されるのであれば、あとは何とでもなるのです。
独立開業者むけワンポイントアドバイス
腕に自身のある人ほど、この「営業力」を軽視する傾向があるように思います。自分に自信があるので「向こうから仕事を依頼しにくる」と考えてしまうのです。
開業前に豊富な人脈があって独立後すぐに仕事を回してもらえる人とか、起業後に前の職場のお客さんをそのまま引き継げるとか、そんな人は確かに営業のことを気にしなくても良いかもしれません。
でもそれ以外の人は、腕に自信があっても、そう簡単にお客さんは集まらないと思っておいた方が無難です。杞憂に終われば笑い話ですから、ぜひ営業力を身につけることを真剣に考えてみて下さい。(営業スキルが開業成功の鍵)