居抜き物件なら、医療設備代も
必要なくなる場合があります。
クリニックや医院の開業資金は、1,000万円〜1億5千万円程度が一般的です。
都内で開業する場合は、物件の保証料や内装費用に相当の投資が必要になる訳ですが、地方の場合は建物と土地を一緒に購入するケースも多く、投資額が上積みされます。また各種医療設備の費用もばかになりません。最新医療設備を一式導入すると、この上限金額よりも遙かに多くの資金が必要となるかもしれません。
一方、居抜き物件を利用すると、医院の内装費が不要になることに加え、医療設備も前の医院の設備をそのまま使えるケースもあり、その場合は1,000万円以下の資金で開業することも不可能ではないそうです。
独立開業者むけワンポイントアドバイス
医院やクリニックの開業資金は、立地にともなう保証金あるいは土地建物の購入費用と、医療設備の投資額が大きな比率を占めます。
特に医療設備は先生方のポリシー次第でどこまでお金をかけるかが決まるため、ある意味青天井。最新設備を武器にした先端医療で患者さんを集めるという戦略もありえますから、必ずしも医療設備に投資することが悪いとは限らないのですが、それでもリスクの高い方法ではあります。
したがって、開業後の集客に自信が無いのであれば、あまり無理しないことをお勧めします。