
税理士は、開業希望者に人気の職種の一つです。企業で経理担当だった方が、自らの税務や会計の知識・経験を活かして独立しようとする場合、税理士という職業はうってつけ。
在職中に税理士免許を取得して、退職後にどこかの税理士事務所で実務経験を二年間積んでから、晴れて独立開業、というのが一般的なパターンです。
ある意味、試験さえ通れば、あとは開業までにそれほど高いハードルがあるわけではないので、皆さんが税理士を目指す気持ちもよくわかります。
独立開業者むけワンポイントアドバイス
税理士の開業資金は、やり方によってはかなり安く抑えることができます。それは、飲食業や医院のように、設備などの費用がかからないためです。おすすめなのは、自宅を事務所として開業すること。事務所代は必要ありませんし、パソコンや電話も自宅にあるものを利用できるのでほとんどお金がかかりません。
このように開業当初はなるべく節約をし、事務所を借りたり新しく設備投資をしたりするのは、経営が軌道に乗ってからが賢明です。