開業率よりも廃業率のほうが高い
 カフェ・喫茶店業界 
このページをご覧になっている方の中には、カフェ・喫茶店の開業をお考えの方もいらっしゃるかもしれません。そこであえてお伝えしたいのが、安易な開業は禁物だということ。「お洒落なカフェをひらけば、なんとかなるだろう」なんて考えていたら大変な思いをしてしまいます。
少し古いデータにはなりますが、厚生労働省の「生活衛生関係営業経営実態調査」によれば、1996年~2001年の新規開業率は3.4%。それに対し廃業率は6.1%となっています。
平成13年でいうと、約3,000の店が新規開業し、約5,500の店が廃業した数値です。つまり全国で計2,500もの店が減ったということになります。
上記の記事「カフェ・喫茶店業界の動き」で紹介した通り、お店の総数は毎年減少を続けているわけですから、少なくとも今もなお廃業数が開業数を上回っていることが推察できます。
 
 
 では、多くのお店が廃業に至ってしまうのはなぜなのでしょうか?
理由の1つとして考えられるのは、競合との差別化が上手くできていないという点です。
 店数が減っているとはいえ、全国49,298店といえばコンビニの数とほとんど同じ。しかも、大手コーヒーチェーンやファミリーレストラン、ファーストフード店など、競合となりうるお店が数多く存在する今、ライバルとの差別化は必須の課題となっています。そんな状況の中、差別化ポイントを上手に打ち出せなければ、個人のカフェ・喫茶店として生き残るのはかなり難しいはずです。
ただ、一口に「差別化ができていない」といっても、その中身には2つのパターンあります。
 
自分のお店の差別化ポイントを考えず、安易に開業してしまうパターンです。
カフェ・喫茶店は、特別な技術を必要とせず、資格の取得にもそこまで時間がかからないため、開業の敷居が比較的低いといわれています。もちろんその事自体が悪いわけではないのですが、開業しやすい分、安易にお店を開してしまう人が多いのも事実なのです。
大手チェーン店が増え、個人のカフェ・喫茶店が淘汰されてきた今だからこそ、圧倒的な差別化を行わないとお客さんは集められません。お客さんが集まらなければ当然利益が立ちませんので、廃業してしまう可能性が高くなります。
 
ライバルに勝てる差別化ポイントはあるのに、お客さんに上手く伝えられていないパターンです。
コンセプト・内装・メニューなど、せっかく素晴らしい差別化ポイントがあっても、お客さんにそれが伝わらなければ足を運んでもらうことは出来ません。
お店についての情報発信をしっかり行ない、自分のお店がいかに素敵なお店なのかを周囲に知ってもらう必要があります。それができて初めて、開業を成功させ、カフェ・喫茶店を人気にするための一歩を踏み出す事ができるのです。逆にそれができなければ1つ目のパターンと同様、廃業の危機に直面してしまうことは言うまでもありません。
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