
私も開業時にテレアポをしましたが、
2日でやめてしまいました。
さて、訪問販売に次いで新規開拓営業でよく使われるのが「テレアポ営業(電話営業)」。電話帳を片手に上から順番に電話して、商品を売り込むという営業方法です。
この方法もお手軽なのでよく使われており、あなたも営業の電話を受けたことが一度や二度ではないと思います。訪問販売に比べると自分のオフィスで行えるため、それほど手間がかかりません。
また事前に電話のシナリオを用意しておけば、アルバイトでもある程度の成果があげらるので、テレアポは大企業の新規開拓営業の方法としてもよく使われます。
ただこの方法も、電話する営業マンは相当なストレスを覚悟しなければいけません。私も開業時に電話営業したことがあるのですが、電話をかけた直後にガチャ切りされて話しをすることさえできないことがよくありました。また「子供が寝てたのに起きちゃったじゃない。電話なんてかけてくるんじゃないわよ!」と怒りをぶちまけられたことも一度や二度ではありません。結局2日ほどやってテレアポ(電話営業)はすぐにやめてしまいました。
訪問販売もそうなのですが、テレアポ営業も他人から拒絶されることに抵抗がある人には、あまり向いていない営業方法です。100件電話して、99件の人から罵倒されても1件契約がとれればよいというくらいの、かなり図太い神経がないと続かない営業スタイルだと思います。
とはいえ、新規開拓営業の方法としては訪問販売と並んで最も一般的なやり方ですので、開業時の営業方法にお悩みだったら一度トライしてみるのも良いと思います。
独立開業者むけワンポイントアドバイス
現代の営業では、訪問販売より、このテレアポ(電話)営業の方が主流かもしれません。
名簿業者から、個人や法人の電話番号を購入して、あとはひたすら電話します。
営業力のある企業はこのテレアポによる新規開拓営業が得意な会社が多く、午前中は一斉に電話して、午後は電話営業で入れたアポに基づいて、お客さんの所を訪問する、という会社が多いようです。
ただ個人情報保護法が普及したことで、以前よりお客さんの電話番号を入手するのが難しくなってしまい、古い電話番号しか購入できないケースも多いそうです。また昼間は不在の人が多いため、なかなか電話がつながらず、個人むけ営業に苦戦している企業も多いと聞きます。
独立開業予定の方で、このテレアポ(電話営業)に精通しているのなら、恐らく開業後も新規開拓営業に成功し順調に売り上げを伸ばせると思います。
でも開業前に電話営業やったことがない人は、ネットを使った営業のノウハウを身につけておくことをお勧めします。電話営業はかなりキツイ営業方法なので・・・・。