
ダイレクトメールでコストに見合う
売上をあげるのは至難の業。
それ以外によく使われる営業方法としては、郵便物を送りつける「DM(ダイレクトメール)」という方法があります。
訪問販売と違い、このDMならお客さんの所に行く手間が省けるので時間的な効率は良いのですが、問題はお金がかかること。郵便代と同封物の印刷コストが必要になります。
カラーの資料を同封するとDM1通あたり200円くらいになりますから、1,000通送ると20万円もの費用がかかります。もちろんDMを送ってたくさん申し込みがあれば良いのですが、その道のプロがやっても反応は5%程度です。
未経験の人だと1,000通送って1件申し込みがあるかないかくらいでしょうから、ダイレクトメールの送付コストに見合うだけの売上をあげるのは至難の業。未経験の開業者にはあまりお勧めしない方法です。
独立開業者むけワンポイントアドバイス
ダイレクトメールは、通販業者が得意にしている営業方法です。健康食品、化粧品、不動産、貴金属、等、あなたの郵便受けにもたくさんDMが投函されていることと思います。
にんにく黄卵の「やずや」や、青汁の「キューサイ」等、通販で急成長した企業は、このDMの使い方が上手です。もし開業前にこのダイレクトメールに精通しているのなら、開業後もこれで営業すればすぐに成果が出せると思います。
しかし、かなり初期投資が必要な方法なので、もしやった経験がなければ、やめておいた方がよいでしょう。営業経験がないのであれば、ネット営業の方が比較的簡単に成果が出せると思います。