
チラシの営業には
かなりのコストが必要です。
上記の方法以外に開業時によく使われるのが「チラシ」による新規開拓営業。新聞の「折り込みチラシ」が一般的で、地域商圏の場合によく使われます。
ただし、かなりコストがかかるので、開業者にはハードルの高い営業方法でもあります。チラシの印刷費用と、そのチラシを新聞に折り込んでもらう費用が必要で、チラシのサイズや配布部数によって料金は異なりますが、1回20万円程度は覚悟しておいた方が良いでしょう。
しかも近年はチラシの反応がずいぶん悪くなっています。チラシの作り方や取扱商品によって反応は異なるのですが、チラシを10,000枚まいて、電話が2〜3件というケースも少なくないそうです。
飲食、住宅、学習塾等、業種によってはチラシがメインの営業手段というケースも多いのですが、かなりコストがかかりますので、開業者はそれなりの覚悟をしておきましょう。
独立開業者むけワンポイントアドバイス
個人むけビジネスの場合には今でも主要な営業方法で、特に主婦をターゲットとした商売でよく使われます。スーパー、住宅販売、学習塾、等では、毎日のように大量のチラシが新聞に折り込まれています。
開業前にチラシのノウハウがある場合は、チラシを配って営業してもまったく問題ありませんが、そうでない人はやめた方が無難。とにかくお金がかかりますので、失敗するとすぐに会社が傾くことになりかねません。
チラシの代わりにすぐネット営業で成果を出せるかというと、それはそれで微妙なのですが、少なくとも未経験者はチラシに手を出さない方が無難です。