
お客さんが求めている情報と自社の強みを
載せることが問合せ獲得への近道
ここで問題になるが、実際にどんなコンテンツを掲載すればお客さんからの問い合わせにつながるのか、という点です。
いくら一生懸命にホームページの内容(コンテンツ)を作っても、それがお客さんの興味を引けなければ、お客さんは決して問合せしてくれません。営業マンの営業トークが営業成績を決めるように、ホームページのコンテンツがネット営業の成果を左右します。
どんなコンテンツが良いかはケースバイケースなのですが、以下の二つの観点からコンテンツを用意すればお客さんの問合せを得られやすくなります。
①お客さんが必要としている情報
②同業者よりも自分の方が勝っているとお客さんが納得する情報
①のお客さんが必要としている情報というのは、先ほどの整体院の例だと、料金や受付時間、地図や治療概要といった情報になります。
②の同業者よりも勝っている情報というのは、たとえば他の整体院に比べて価格が安いとか、最新の治療器具を備えているとか、整体師としての経験が長いので腕が良いといった、他の整体院ではなくこちらを選びたくなる理由になります。
なお、実際にホームページを作る際の留意点等は、上記以外にも色々とありますので、ご興味ある方は以下のサイトに詳しく説明しておりますのでぜひアクセスして見てください。
独立開業者むけワンポイントアドバイス
私の経験で申し上げると、問い合わせにつながるコンテンツが簡単に書ける人というのは、リアルで営業しても、営業成績がとても良い人が多いです。
これはなぜかというと、営業活動の中でお客さんと話す機会が多いので、お客さんの気持ちや、求めている情報を無意識に理解しているから。ホームページのコンテンツ(内容)を考える時でも、ふだんの営業の場面を想像しながら、お客さんが読みたくなるようなコンテンツがスラスラと出てくるのです。
その意味で、開業時にホームページを作るのなら、営業経験はなくてもよいですが、実際のお客さんとなるべく多く会話して、お客さんのことを深く理解するようにしておきましょう。