近年シニア世代の起業が増えています。本ページでは、今話題の「シニア起業」について考えてみましょう。

資格と開業はほとんど関係ない。
まずシニア起業の定義ですが、一般的に厳密な定義は存在しません。ただ経済産業省が55歳以上の年齢を「シニア」と定義しているので、本サイトでも55歳以上での起業を「シニア起業」と定義することにします。
さて、近年どれくらいのシニアの方が起業されているのでしょうか。
日本政策金融公庫が発表した「2012年度新規開業実態調査」によると、起業における50歳以上の占める割合が24.3%と、全体の4分の1を占めています。
20年ほど前までは高齢者の起業の割合は9人に1人でしたから、シニア世代の開業が倍以上の割合で増えているのです。
年金の支給年齢の引き上げを控えた今、雇用の新たな受け皿として、シニア起業への期待が高まっています。